
ようこそ、慶應義塾へ
このたび日本で初めてのTHE(Times Higher Education) Campus Liveが慶應義塾大学にて開催されることになりました。THE Campus Liveは、地域や国の高等教育機関が抱える課題に焦点を当て、大学関係者が課題解決のためのアイディアや知見を共有し、議論することを目的としています。
2020年以降、新型コロナウィルスによるパンデミックとそれに続く新しい日常が始まる一方で、国際社会では政治的緊張が続いています。パンデミックでの経験を、大学は、どのように次の課題の解決に生かすことができるのか。次世代を支えるグローバル人材をどう育成していくのか。世界の大学と同様に、日本の大学においても新たな模索が始まっています。THE Campus Liveを通じて、国内外の関係者が集い、大学の未来について語り合う場を慶應義塾が提供できることを、大変嬉しく思います。
日本の大学が抱える課題は、少子高齢化の中での大学経営とガバナンス、多様性包括性公平性の確保、研究力の向上とイノベーションの創出、国際連携と国際戦略のあり方等、実にさまざまです。
慶應義塾大学、2021年5月、学問を通じて現代社会の課題解決に貢献するための基本概念として、「未来の先導者、グローバルシチズンとしての理想の追求」を目標に掲げました。THE Campus Live Japanの2日間を通して、参加者のみなさまとともに、未来の大学、未来の先導者について、大いに議論を交わし、また、交流を深めたいと思います。
さまざまな課題を国内の大学間で共有すると同時に、海外の大学の経験からも学ぶことにより、THE Campus Live Japanが、各大学がその特色を生かして、地域社会やグローバル社会の課題にどう関わっていくべきかを考える機会になれば幸いです。
伊藤公平
塾長
慶應義塾大学
10
学部
14
研究科
33,000
人の学生

慶應義塾について
慶應義塾大学は、面積2,188 km²、人口約1400万人を擁する世界の大都市、東京・三田を本拠としています。主なキャンパスは、都内にある三田、信濃町、芝共立、そして、隣接する神奈川県にある日吉、矢上、湘南藤沢の6つです。
慶應義塾が誕生したのは、1858年、封建制度が色濃く残る江戸時代でした。創設者福澤諭吉は、欧米列強から日本を守るには、国家の制度のみならず、人々の心の近代化が必要と考えて、私塾を創設したのです。


現在の慶應義塾大学は、10学部14研究科、学生数約33,000人を抱え、日本でも有数の高度先進医療を行う大学病院をもつ大規模な総合大学です。ただし、世界の研究大学と比べると、人文科学、社会科学分野の割合が高いのが特徴です。また、39万人にのぼる卒業生の強力なネットワークは、慶應義塾の財産です。今日では、産業界を始めとして、医療、法曹、教育・科学、政治、芸術・文化・スポーツなど、国内外のさまざまな分野でソートリーダーが活躍しています。
慶應義塾は持続可能な開発目標(SDGs)に取組んでいます。SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された17の国際目標(ゴール)です。慶應義塾大学も、世界と地域社会に貢献する研究大学として、SDGsに関連するさまざまな取り組みを行っています。

